美白効果あり!?ハイドロキノン配合の化粧品を使う前に読んでおきたいこと

ハイドロキノン配合化粧品を使う前の注意

ハイドロキノン配合の化粧品ってどんなもの?そもそもハイドロキノンって何?

むぎ
美白化粧品っていろいろあるけど、どんな成分が美白効果があるっていわれてるの?
しろた
美白化粧品ってメーカーによって肌を白くするアプローチ方法が違うから、すっごくわかりにくいのよね。でも、厚生労働相が認可している美白成分は9つしかないの。いくつか聞いたことがあるかもしれないけど、「アルブチン」「エラグ酸」「カモミラET」「t-シクロアミノ酸誘導体」「トラネキサム酸」「ビタミンC」「プラセンタエキス」「ルシノール」「リノール酸S]、はっきりいってビタミンCとプラセンタ以外は聞いたことがないと思うけど。
むぎ
ないわ!じゃあこの9種類のどれかが配合されたものが美白化粧品ってこと?
しろた
そういうわけでもないのがさらに複雑よね…。9種類以外にも美白効果のある成分は無数に開発されているんだけど、認可を取るには費用も時間もかかって大変だから、いまある美白化粧品はこの9つの成分のうち1つか2つを配合することで「美白化粧品」を名乗って、実際は各メーカーが開発している新成分で特色を出しているのよ。
むぎ
新成分?たとえばどんなものがあるの?
しろた
最近人気があるのは、シミをケアするために皮膚科などで処方される薬に配合されている「ハイドロキノン」や「トレチノイン」を使った美白化粧品ですね!
むぎ
どっちも化学物質っぽい名前で効きそう!ハイドロキノンは聞いたことがある、というか、今検討している化粧品に配合されてるっぽいんだけど、これってどういう成分なの?
しろた
じゃあ今日はハイドロキノンについてまとめてみましょう!

自然界にある成分だけど、そもそもは写真現像の還元液等に含まれる化学物質

ハイドロキノンは現像に使われていた

ハイドロキノンは、いちごや麦芽などにも含まれている成分で、植物が紫外線のダメージから身を守るための「抗酸化」の役割を果たしていたといわれています。

このハイドロキノンは写真の現像に使われる還元液に含まれている成分ですが、現像に携わる人の手が白くなったことをきっかけに研究が進み、現在は世界中の病院でシミ対策に利用されています。

ハイドロキノンは美容界ではどんな風に利用されている?

研究の結果化粧品に配合できる成分を開発

ハイドロキノンは熱や光に弱い不安定な成分のため、化粧品への配合は難しかったのですが、東京工業大学と新潟薬科大学の研究によりハイドロキノンをセタルコニウムクロリド(BCDAC)などの界面活性剤で取り囲むことで安定して使える成分が開発されました。

例えば、この新型ハイドロキノンを配合した化粧品で有名なアンプルールの場合、ラグジュアリーホワイトシリーズのコンセントレートHQ110とローションAOⅡに「新安定型ハイドロキノン」と呼ばれる成分を配合しています。

新安定型ハイドロキノンは、ハイドロキノンをBCDACが囲んでいるマイクロカプセルとなっていて、熱や光に強くなっています。そして、直接ハイドロキノンが肌の表面には触れず、肌への刺激をおさえることが可能となりました(※ハイドロキノンは刺激がある物質です)。

アンプルール親安定型ハイドロキノンアンプルール親安定型ハイドロキノンはBCDAに守られている
引用:アンプルール公式サイト 新安定型ハイドロキノンとは?より

そしてBCDACが角質層内で徐々に剥がれて、親安定型ハイドロキノンがメラノサイトに届いた時、中心にあるハイドロキノンが効き始めるという仕組みになっています。

副作用があるから?皮膚科の薬と化粧品ではハイドロキノンの配合量が違う

病院で処方されるシミ対策の薬へは、ハイドロキノンを5%以上配合できる

皮膚科で処方されるハイドロキノン

皮膚科などの病院で医師の診断をうけ、処方される薬に使用できる配合量は5%以上と高濃度も可能です。
しかし、白斑(肌が白く抜けてしまう)や、赤み、かぶれ、かゆみなどの副作用がある事もあり、医師の指示・指導のもとでの利用が鉄則です。

化粧品に含まれるハイドロキノンは5%未満と決められている

市販の化粧品に配合されるハイドロキノンの割合

市販の医薬部外品や化粧品に含むことができるハイドロキノン濃度の上限は5%と決められています。

4~5%と高濃度ものは美容皮膚科などで処方されることもあり、即効性がありますが肌への刺激は強く、肌がトラブルがちな人や敏感肌の人は自己判断での使用は危険です。即効性はなくとも、安全性と、広範囲への効果を求める人は3%未満の低濃度のものが手軽で安心です。

いずれにせよ、医師の処方が不要だからと自己判断での使用は避け、使用方法をよく守って使いましょう。

ハイドロキノンが配合された化粧品の効果的な使い方と注意点

必ずトライアルやお試し品を取り寄せて、パッチテストを行うこと

ハイドロキノン配合の化粧品を使う場合は、いきなり本製品を購入せずトライアルなど少量のお試しセットや試供品を使ってパッチテストを行います。

テスト方法は、化粧品を腕の内側などの目立たない場所に塗り、赤みやかぶれがでないか確認します。すぐにあらわれる場合もあれば、時間をおいて出ることもあります。化粧品と一緒に入っている説明書に記載されていますのでよく確認の上テストを行いましょう。

パッチテストが問題なくても、トライアルキットがなくなるまで使ってみて様子を見るのも大事です。

美白ケア中は紫外線などの外部刺激に弱い!UV対策はしっかりと
ハイドロキノン使用中はUV対策をしっかり

ハイドロキノンは紫外線をあびるとシミが濃くなってしまいます。なぜかというと、ハイドロキノンはメラニンに効くため、本来肌を外部刺激から守るメラニンが不在状態となり、無防備な状態となっているから。
日焼け止めはもちろん、帽子や日傘、サングラス、スカーフ、UV対策手袋なども活用して、美白ケア中は紫外線をあびないよう注意して過ごしましょう。

まとめ:まずはトライアルを!

しろた
ということで、なかなか肌に強い成分を使っている化粧品もあるので、しっかりお試ししてからにしましょうね!
むぎ
はーい!ちょうど検討している化粧品はトライアルがあるから、パッチテストと1週間トライアルで調子を見てみることにします!